全くの初心者、時には大自然を満喫してアウトドアを楽しみたいと思っている女の子、
パルちゃんと一緒に手軽な防波堤の海釣りを始めてみませんか?
つりが始めての人へ
〜釣り場に着くまで〜
季節で釣れる魚は?
釣り場を選ぼう
釣り場の天気は?
安く道具をそろえよう
エサを買おう
釣り場の服装は?
あると便利な小物
〜釣り場に着いたら〜
マキエを作ろう
仕掛けを作ろう
魚を釣り上げよう!
釣った魚は?
もっと釣りたい人へ
〜仕掛けを考える〜
仕掛けの特徴を知ろう
おすすめの仕掛けは?
そろえたい小物は?
〜釣り方を考える〜
マキエの撒き方は?
仕掛け投入は?
ウキの流し方は?


パルちゃんのアウトドア日記

(14)トクゾーの釣紀行2月号取材の巻

公私ともに忙しい毎日を過ごしている(ただ予定のない休日は1日12時間以上寝て過ごしている)トクゾーに「ボチボチ、一緒に釣りに行こうやぁ〜」ってお誘いのお声がかかりました。
声の主は先日行われたシマノ ジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権のファイナルに出場していたノブちゃんです。彼は磯釣りトーナメントでは4度の全国大会出場経験がある(ジャパンカップ3度、G杯グレ1度)凄腕トーナメンターであります。最近、ノブちゃんと魚釣りしてないし、でも忙しいし、どうしようかなぁ〜って思案していたところ、時同じして「天の声」が・・・。
トクゾーの幼馴染であり、親友でもあり、トクゾーが使用しているウキの製作者でもあるヒデさんから、「師匠が釣りに行こうって言ってるぞ〜。いつがいい?」とのこと。こりゃ、何が何でも都合をつけて行かねば、また師匠からイジメられる!ノブちゃんとヒデさんに都合の良い日を設定してもらい、いざ釣りに出かけることになりました。
今回の釣行場所は、12月初旬から好調が伝えられている、車を止めて徒歩15分程度の手軽な地磯であり、「まぁ、昼から始めようかなぁ〜」なんて午前中のんびり用事を済ませていると、そこに携帯電話がなりました。「トクゾーさん、今日は釣りに行かれるんでしょ!ノブちゃんから聞きましたよ。私も釣り場に向かうために、今、高速のICを降りましたよ。今日は沢山釣ってくださいね。頼みますよ。でも、今カメラを修理に出しているんですよねー。もう少し早く教えてくれたら・・・。」
電話の主は月刊 釣紀行のヘッポコT田編集長です。あっちゃー、いつの間にか雑誌の取材になってるよ〜。こりゃ、のんきなことは言ってられないなぁ。
重たい体を引きずりながら、ゼイゼイって釣り場に到着していると、まずは、師匠に熱い缶コーヒーを差し入れ。
師匠はダイワグレマスターズ全国大会準優勝をはじめ、数々のタイトルを手中に収めている中国地方屈指のトップトーナメンターであります。開口一番、「一匹長寸で1万円でどうだ?!」。
師匠に鍛えられたトクゾーはこの手には乗りません。
鬼の師匠はこの手口で、何人もの釣り仲間から授業料を受け取っています。(本人は勝負の厳しさを身をもって教えていると勘違いしている。)師匠は、その手の勝負には部類無き強さを誇っていますので、今回もその申し出を丁重にお断りしました。
その隣にはノブちゃんとヒデさん(G杯西中国代表を何度も経験)がロッドを振っています。その後ろを、忙しそうにヘッポコT田編集長がカメラ片手に動き回っています。これまでの釣果は、全体的にエサ取りのスズメダイに邪魔されて低調だということ。ただし、そのなかで師匠は圧巻の良型6連発をはじめとしてダントツの釣果をあげていました。
師匠のハリスは1号、他のメンバーは最低でも1.2号しか持っていません。そこで、鬼の師匠は「1号ハリスを1メートル1万円で売ってやるぞ!!」とメンバーに暖かい言葉をかけています。
メンバーは聞こえない振りをしてもくもくとロッドを振っています。
トクゾーはというと、ヘッポコT田編集長と「ここでハリス2号で釣り上げたら師匠の鼻をあかせるね。でも、2号は持ってないから1.5号にチェンジ!!でも、これで釣れても、恐ろしくって師匠には言えないね〜。」てな会話を交わしながらわいわい釣りをしています。
存知ない方も多いと思いますが、釣りの取材って結構ツライんですよ。
釣り人の後ろで10時間近く、ひたすらシャッターチャンスをものにするためウキが沈むのを待ち続けるわけです。寒ければ小さく丸まって、雨が降れば傘の中で体よりもカメラが濡れない様に、ひたすら待ち続けるのです。バンバン釣れる時はいいのですが、まったく釣れない時の釣り場を包みこむ空気の重たいコト・・・。
取材する彼らは、名人の釣から素人まで幅広く取材をするわけですから、「ここでもっとこうやって釣れば必ず釣れますよ!」なんて判ってても口が裂けても言えないワケです。しかも、自分は大好きな釣りができないわけですから。
だから、トクゾーは、いつも心の中で「取材、ご苦労様です〜」ってつぶやいていますよ。ヘッポコT田編集長っ!!
話は横道にそれましたが、この地磯は、足元から水深が6m前後の岩棚が沖合いに50m以上続いており、その関係でスズメダイや小アジなどがマキエにつられて沖合いまで出て行きます。しかも、水深が浅いために海面から中層までエサトリが幅を利かせており、通常のエサトリ分離作戦が通用しません。1投毎にマキエとサシエのタイミングを変えたりと、かなり頭を使った攻略が必要になります。メンバーはマキエの投入点や着水の形を工夫しながらエサトリの大群の中から本命のメジナを釣り上げていきます。もともと動きがノロいトクゾーは数こそ釣れませんが、30cm前後のそこそこのサイズを4尾釣り上げることができました。
この時期に水深の浅い釣り場に釣行する際には、午後からのほうが釣果が上がるケースが多いかと思います。浅い釣り場は、太陽の日照時間による海水温の変化が激しく、海水温が上昇する午後の方が魚の活性が上がるからです。今回は、師匠とシゲちゃんが9:30より場所を確保してくれていたので(それでも普通の釣り人よりスタートが、断然遅いのですが・・・)一番良い時間帯で釣りをすることができました。メンバーに感謝です!そこそこの釣果にヘッポコT田編集長も「これなら十分、記事になる。」と満足していました。ただ、ヘッポコT田編集長は前回の粟野港の取材時にパルちゃんの魚を逃がした教訓を生かせず、またやらかしたらしいですがね〜。
九州、山口の方は、「釣紀行 2月号」のグラビアページに今回の模様が細かく掲載されていますから、是非ご覧くださいね。

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