全くの初心者、時には大自然を満喫してアウトドアを楽しみたいと思っている女の子、
パルちゃんと一緒に手軽な防波堤の海釣りを始めてみませんか?
つりが始めての人へ
〜釣り場に着くまで〜
季節で釣れる魚は?
釣り場を選ぼう
釣り場の天気は?
安く道具をそろえよう
エサを買おう
釣り場の服装は?
あると便利な小物
〜釣り場に着いたら〜
マキエを作ろう
仕掛けを作ろう
魚を釣り上げよう!
釣った魚は?
もっと釣りたい人へ
〜仕掛けを考える〜
仕掛けの特徴を知ろう
おすすめの仕掛けは?
そろえたい小物は?
〜釣り方を考える〜
マキエの撒き方は?
仕掛け投入は?
ウキの流し方は?

ウキの流し方は?

<トクゾー>
パルちゃんは釣りの中でウキの役目を知ってる?

<パルちゃん>
そのくらい知ってるよ。魚がサシエを食べたら、沈んで釣り人に教えてくれるんでしょ。

<トクゾー>
その通り!でもそれだけじゃ正解じゃないんだ。

<パルちゃん>
他にも何か役割があるの?

<トクゾー>
ウキには、釣りをする上で様々な情報を釣り人に教えてくれる役割があるんだよ。
まずは、仕掛けを遠くに飛ばすためのオモリとしての役目。もしウキがついてなかったら仕掛けは遠くに飛ばせないだろ。だから、ウキにはある程度の重さがあることが重要なんだよ。

<パルちゃん>
そういわれてみれば、そうだよね〜。
糸とサシエだけじゃ仕掛けを遠くには投げれないよね。

<トクゾー>
それから、マキエとサシエが同じように流れるように海流を捉える役目
これは少し説明が必要なんだけど、魚が釣れたかどうかを知らせる役目と同じくらい重要なことなんだ。
余計な糸なんかがが付いていないマキエはいったん海の中に入ると、海流に流されながらゆっくりと重さで沈んでいくだろ。

一方、サシエには道糸やウキ、ハリスやハリがついていて、海流以外の影響を受けてしまうんだ。だからマキエとサシエは放っておくと決して同じようには流れてくれないんだよ。
ウキ釣りはマキエに集まってくる魚を釣ることから、少しでも長い時間マキエの中にサシエがあることが、たくさん魚を釣る秘訣だって言うことは理解できてるよね?!

<パルちゃん>
うん。
マキエのまわりには魚がいっぱい集まってくるからね。

<トクゾー>
ということは、マキエと同じようにサシエが流れることが大切なんだ。
それには道糸やウキ、ハリスが受ける影響を少なくしてやることが重要なんだよ。

<パルちゃん>
道糸やウキ、ハリスがうける影響には何があるの?

<トクゾー>
大きくは「風」と「海流」2つだよ。
まずは風、これが1番の大敵なんだ。遮るものがない海の上は、風が吹いていない時はほとんどないんだよ。
特に風の影響を受けるのは道糸とウキなんだ。
少しでも風が吹くとそれの抵抗を受けて、風の吹く方向に道糸やウキが仕掛けを引っ張っていってしまうんだ。
もちろんマキエの流れと別方向にサシエが引っ張られてしまうから、魚がいるマキエ周辺にはサシエがない事になるんだよ。

<パルちゃん>
魚が集まるマキエのまわりにサシエがないんじゃ、魚が釣れないじゃない・・・。

<トクゾー>
その通りなんだ。
だから風のある日に、マキエと同じように海流に乗せて自然に仕掛けを流すためには、竿先を海面近くまで下げて、道糸を海面につけて風に吹かれる部分を少なくしてやること、
それとウキは浮力の少ないものを選ぶか、オモリを追加して海面からウキの頭が出ないようにして、できるだけ風の影響を受けないようにすることが必要なんだよ。

<パルちゃん>
仕掛けが海流に乗って流れているのか、風に流されているのかをどうやって見分けるの?

<トクゾー>
そこで重要なのが、ウキの動き方なんだよ。
海の中のマキエの帯は海面から3m前後までは目で追えるから、見えるマキエの流れ方と投入したウキの流れ方をよーく観察するんだ。
マキエとウキが違う方向に流れていたら上記の方法で対処しようね。

<パルちゃん>
風が吹く日は、道糸を海面に着けて風にとられないようにする、ウキも浮力を抑えて海面から出ないようにする。
この2つで、できるだけ長い時間、魚が集まっているマキエのまわりにサシエが流れているようにすることが大事
なんだね。

<トクゾー>
よく理解できたね。パルちゃんは頭が良いね。

<パルちゃん>
それほどでもないよ〜。ムフフン♪
ところでもう1つの影響って言ってた「海流」はどういうことなの?

<トクゾー>
これはね、海流の強い場所や時間帯では、マキエの流れよりも早くウキやサシエが流れてしまうことがあるんだ。
原因はやはり何も付いてないマキエよりも、ハリスやウキが海流の抵抗を多く受けてしまうからなんだよ。これも放っておくと魚が集まっているマキエから、どんどんサシエが離れていってしまうから要注意だよ。

<パルちゃん>
見分け方はさっきと同じ?!

<トクゾー>
そうだよ。やっぱりマキエの帯とウキの流れ方の違いを観察することなんだ。
対処法は、マキエよりウキが早く流れてしまって、マキエのまわりを通り越したと思ったら、道糸を張ってウキの流れにブレーキをかけるんだ。そうやって、マキエの流れるスピードと同じになるようにその都度ウキの流れるスピードをコントロールしてやることなんだよ。

<パルちゃん>
ちょと難しそう・・・。

<トクゾー>
そうだね。これは今まで話してきた中で、1番難しいかもね。
釣り用語でいう「張り」っていう技術なんだけど、これがマスターできれば、たいていの釣り場で通用するよ。

<パルちゃん>
この「張り」ができるようになったら、パルもたくさん魚が釣れるようになるかなぁ?

<トクゾー>
「張り」は上級者になっても通用する普遍的な技術なんだよ。
しかも、ウキの流れにブレーキをかけることによって、ウキから下のサシエまでのハリスの「たるみ」がとれるんだ。
ウキからサシエが一直線になることで、魚がサシエを咥えて引っ張ったら、ウキにすぐに反応がでるようになるんだよ。
ウキに変化がなくて、エサだけ取られたって事が少なくなり、魚が釣れる確立がぐっと上がるよ!

<パルちゃん>
すごいねぇ〜!「張り」は絶対マスターしてバンバン釣ってやるんだぁ!

<トクゾー>
その調子!まずは「張り」の練習のため、自分から5m以内の場所に仕掛けを投入して、ウキの流れにブレーキをかける練習をしたらいいよ。
「張り」を使いながら、マキエと同じスピードでウキを流せるようになったら、だんだん距離を遠くしていこうね。
これができるようになったら、パルちゃんも、立派な中級釣り師ですよ!

<パルちゃん>
ほんと?!まじっすか?頑張ろー!!
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