全くの初心者、時には大自然を満喫してアウトドアを楽しみたいと思っている女の子、
パルちゃんと一緒に手軽な防波堤の海釣りを始めてみませんか?
つりが始めての人へ
〜釣り場に着くまで〜
季節で釣れる魚は?
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安く道具をそろえよう
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〜釣り場に着いたら〜
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釣った魚は?
もっと釣りたい人へ
〜仕掛けを考える〜
仕掛けの特徴を知ろう
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マキエの撒き方は?
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パルちゃんのアウトドア日記

(8)粟野港沖防波堤 釣り雑誌取材の巻

月刊釣紀行の編集長より、「釣紀行10月号の取材で粟野の沖防波堤に行くのですが、ご一緒しませんかぁ〜」とのお声がかかりました。ひぇ〜、これでパルちゃんもグラビアデビュー!?(本当は波止の釣り場特集なのですが・・・)
どんな格好でいこうかなっ!とワクワクしながら当日を迎えました。

釣紀行さんといえば多くの釣り師が愛読している、九州を代表する釣り雑誌であります!以前、パルちゃんHPを異例の巻頭カラーで取り上げられていただいたこともあり、ここはひとつ、爆釣して取材に華を添えて進ぜようっ!という意気込みで釣り場に臨みましたっ      

編集長と粟野漁港で待ち合わせ後、まだ夜も明けきらない沖防波堤へと渡船で渡してもらいました。沖防波堤へは粟野漁港より渡船(といっても船外機付き伝馬船)で約5分、渡船料1,200円ととってもリーズナブルで手軽な釣り場です。

早朝の防波堤から望む海は、朝焼けがとても綺麗で心地よい海風が吹きぬけて爽やかな気分で一杯!さぁ、「釣りまくるぞー」とヤル気マンマンにさせてくれます。

道具を海に落とさないように気をつけながら、テトラポットの上でマキエと仕掛けを作ります。
釣りの準備完了!マキエを2,3杯海に撒いてみると、小さなイワシやアジがマキエに集まってきます。
なんか、今日も釣れちゃいそう、ウフフ・・・。
という能天気な期待を胸に膨らませていた数投後、ウキがスルスルっと海中にゆっくり吸い込まれていきました。
竿を持ち上げるようにゆっくり合わせてやると、いきなりググッという強い引きに変わりました。
きたぁ!心の中で大きく叫んだのが聞こえたのか、パルちゃんの背後には「カシャ、カシャ」とT編集長の慌しくシャッターを切る音が聞こえてきます。なんか、快感〜♪
少しのやり取りのあと、海面から顔を出したのは、精悍な顔立ちをした銀色に輝くクロダイです。
慎重に網で掬ってもらったそのクロダイのサイズは30cmちょっと。またしてもチヌに届かず・・・。
でも幸先の良いスタートです。
しばらくすると、海一面に銀色に輝く細長い魚が泳ぎまわっています。
周囲の釣り人が忙しく釣っているその魚はサヨリでした。
パルちゃんが仕掛けを投入すると、すぐさまサヨリがエサに群がっているようでウキの変化がないうちにサシエだけ取られてしまいます。仕方なく、しばらくサヨリと遊んでいましたが、そんな様子を見ていたT編集長が「いいものがありますよ。」とおもむろに差し出してくれたのが、二種類の柔らかいかたまりでした。

「これ、何ですか?」って聞くと、「茶色のはメジナ・チヌ用のダンゴエサで白いほうがバリ(アイゴ)用のダンゴエサですよ。これだと少しはエサ持ちが良くなりますよ。」という答え。
「よろしいですか」と言わんばかりに白いダンゴを手に取ったT編集長、おもむろに仕掛けを投入したその直後に、竿が折れんばかりに大きな引き!
竿を「つの字」に曲げてやり取りをしたのは、40cm近いサイズのバリ(アイゴ)でした。
その姿を見て、おもわず「カッコイイ!!」と思ったパルちゃん、同じようにダンゴエサを付けて仕掛けを投入したところ、ウキがゆーっくり沈んで行きました。竿を持つ手に魚の重さが伝わってくないので、小魚でも釣れたかなぁ、って思ってリールを巻いてみると、だんだん竿を持つ手に魚の強烈な引きが伝わって来ました。
ウキがすぐそこまで見えてるのに、その強烈な引きで魚が浮いてくる気配が全然ありません。
いつの間にか太陽も真夏の勢いを取り戻して、ガンガンとパルちゃんを照りつけ(今日はうっかり帽子を忘れてしまった)、汗は流れるし、腕もしびれてきました。もうヤケクソになって引っこ抜いたその魚は、35cmはある大きなバリ(アイゴ)でした。





あ〜ちかれた・・・。と思ってテトラポットの上に腰を下ろした瞬間、早朝からの釣りの疲れのせいか、強烈な睡魔がパルちゃんを襲ってきて、数秒後には取材中ということを忘れて、炎天下のテトラポットの上で爆睡をかましてしちゃいましたっ!(T編集長は動かなくなったパルちゃんを見て、たいそう心配していたそうな・・・)すんません。

あーよく寝た♪およそ40分間の睡眠のあと、寝起きの目をこすりながら海の様子を覗いてみると、その頃から海の中では青白く反転する手のひらサイズのメジナがはっきり確認できるようになっていました。
T編集長が「サヨリ、アジ、バリ、メイタと釣れたから、あとはクロ(メジナ)が釣れると絵になるんですけど〜。」とヒトリゴトをもらしています。今度は、茶色いダンゴエサをハリに付けて木っ端グレのなかに仕掛けを投入すると、ウキが勢いよく入っていきました。
なかなかの強い引きが竿から伝わってきます。
あちゃ〜、またアイゴかぁ・・・。と思っていると、海面に浮いてきた魚の色がなんか黒っぽい。
「そりゃあ、クロ(メジナ)だー!」T編集長や周りの人がバタバタとしています。
海面に浮いたメジナを無事にタモ入れしてもらい、T編集長が「パシャ、パシャ」と釣った写真を撮ります。
30cm近い大きなメジナです。女優ってこんな感じなのかなぁ〜?なーんてくだらない妄想に浸りながら被写体気分を味わってしまいました。





ところが、事件はその直後に起こりました!!T編集長が、パルちゃんが釣り上げたメジナのハリを外した(実は、パルちゃんは魚を掴むのがとっても苦手なんです・・・)瞬間、メジナがT編集長の手からスルリと滑り落ちて、そのままテトラポットの間にボッチャーン・・・。メジナは無事に海へと生還することができました!「おめでとう、メジナちゃん。もっと大きくなって帰ってきてね!」と余裕のパルちゃんです。一方、T編集長は申し訳なさそう・・・。
別に、気にしてませんよっ、ホント。

でも悔しいのがその直後、パルちゃんより大きいメジナを隣の釣り人が釣り上げたこと。
30cmを超えた大きいメジナです。くやしーい!今度は、パルちゃんがそれ以上のメジナを釣ってやるー、と心に誓いました。
AM5:00という早朝からの取材釣行もいよいよお終いです。
今日はいろんな魚を釣ることができて、とても楽しい1日となりました。
PM1:00にお迎えの渡船がやってきたので、後ろ髪を引かれる思いで防波堤を後にしました。
釣った魚は夏向けのレシピで、とっても美味しく頂きました!!(アウトドアレシピにアップ中)

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