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パルちゃんのアウトドア日記
神戸ルミナリエ&京都の紅葉
今年は12月というのに、いっこうに冬将軍様の訪問がない今日この頃、紅葉狩りにも行けず、あっという間にもうすぐX’mas!このままじゃ年を越せないよ〜。紅葉&X’mas、まとめて味わえるアウトドアスポットは??
紅葉といえば、やっぱり「京都」でX’masといえばイルミネーション!
去年は光の街「ハウステンボス」を堪能しました。
イルミネーションの一番人気といえば、そう神戸「ルミナリエ」!!
今年は、暖冬が幸いして京都の紅葉も遅れているとニュースでやってた〜。もしかして、ギリギリ一挙両得で楽しめるかも!!
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旅行会社にルミナリエ、京都ツアーを確認してみると、「今年は12月中旬まで京都の紅葉が楽しめますよ。この時期のほうが観光客も少なく、広葉樹の黄色も混じり趣がありますよ。」との事。
ルミナリエの開催期間は12月17日まで、これは行くっきゃない!!ってなことで、バタバタと神戸ルミナリエとJR+宿泊セットプランを予約。
週末にかけてのアウトドア小旅行にこぎつける事ができました。仕事をとっとと切り上げて、新幹線に飛び乗り、当日の宿泊は神戸市元町にある神戸プラザホテル。ここは元町駅より徒歩1分、ルミナリエ会場まで徒歩10分と好立地にあるホテルです。 |
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ホテル到着後直ぐにルミナリエ会場に出かけましたが、すでに終了後でその日は、近くの居酒屋でご当地名物明石焼を食べておとなしく就寝〜。翌日は中華街や元町をブラブラ。なかでも中華街は異国情緒たっぷりでステキな街でした! |
夕方になると元町駅に警備員らしき人たちが続々と集結し、昨日とうって変わって物々しい雰囲気が漂い始めました。ヤベッ、そろそろ会場に近づいて行かねば!!人並みがどんどん膨れ上がる中に揉まれながら、なんとかルミナリエ会場へと到着しました。
まだ暗くならないうちのルミナリエは昼間のクリスマスツリーと一緒でなんの変哲も無い装飾なのですが、辺りが暗くなると同時にいきなりライトアップ!!
カラフルな光のアーチにに彩られた瞬間に、数万人(おそらく・・・)の観衆からいっせいに大きな歓声が上がりました。 |
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なんと、幻想的で、感動的な光景なのでしょうか!
街頭のはるか彼方まで光のトンネルが続いています。
パルはあまりの感動でウルウルして、ボーっとその場に立ちすくんでしまいました。ゆっくりとゆっくりと人波に流されながらルミナリエから遠ざかっていくパルは、後ろ髪を惹かれる思いで、何度も何度も光のアーチを振り返りました。 |
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祭りのあとの脱力感に似た少し寂しい気持ちに包まれながら、JR東海道線で一路京都へ向かいます。今日のお宿は京都南禅寺境内にある湖月荘です。
南禅寺といえば京名物の湯豆腐の本場です。湯豆腐のルーツはこの南禅寺周辺参道の精進料理といわれています。
チェックインが遅くなった関係で、早速夕食の湯豆腐懐石料理がお出迎えです。 |
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これがまたすごく美味しい!!薬味の「七味」「ネギ」「青海苔」との絶妙なマッチングに家で食べる湯豆腐とは段違いの美味しさで、さすが本場の味!!ってな感じです。京都は古くは大豆の産地でもあり水もキレイなことから、こんなに美味しい豆腐ができるんでしょうね〜。
いつものように「完食」&「満腹」でご満悦〜。
翌朝は少し早起きして南禅寺境内を散策です。
初冬の突き刺すような冷たい空気に包まれながら境内を歩いていると、目の前に現れたのが荘厳な三門です。 |
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この三門は、かの有名な大泥棒、石川五右衛門の台詞「絶景かな絶景かな」のモデルとなった南禅寺三門です。
三門をくぐると、そこにはまだ赤く染まったもみじもありました。
参拝して広い境内を散策していると、なにやら古めかしいレンガ造りの用水路が出現しました。 |
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轟々と流れる水流に、「何で境内にこんなものが??」っと思って調べてみると、琵琶湖の水を京都市内に運ぶために明治18年に着工した、琵琶湖疏水の水路閣と呼ばれる水路でした。
朝食は同じく京名物「湯葉」、これもまた絶品でしたよ。 |
旅館を出て次に向かった先は、京阪三条駅前の京都観光バス案内所です。
ここから定期観光バス京の半日バスツアーに出発です。
このコースは金閣寺・銀閣寺・清水寺と有名どころを半日かけて周遊していきます。 |
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まずは金閣寺!美しい金色のお社と池に映ったシルエットは、普段目にする観光ポスターよりも格段に美しく、思わず感激!!
どの角度から見てもその姿は他を圧倒する煌びやかなものでした。 |
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つづいて訪れたのは、京都といえば是非一度は行きたい人気スポットの清水寺。
清水寺までの参道にはおみやげ店が軒を連ね、大勢の観光客で賑わっています。
仁王様に、にらまれながら入り口の仁王門を過ぎると、三重塔がありいよいよ清水の舞台から飛び降りると表現される本堂へとたどり着きました。 |
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確かにここらか飛び降りたら死んじゃいそうな高さです。
他の観光ツアーのガイドさんが「過去200人以上も飛び降りた人がいます。ただし、実際に亡くなった方は30人くらいですが・・・」と説明していました。
清水寺の周辺にもまだまだ紅葉が残っており、紅葉に包まれた清水の舞台はとても艶やかな感じがしました。 |
ツアーの最後を飾ったのは銀閣寺。
金閣寺が金色に包まれていたから、銀閣寺は銀色?!と思っていたのは大間違いで、建物自体は木目でとても地味な感じ・・・でも渋いなぁ〜 |
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ただ、金閣寺を見た後の銀閣寺は「侘び寂び」が見事に表現され、心に染み入る趣がありました。もしも金閣寺の前に銀閣寺を訪れたなら、金閣寺の煌びやかさに打ち消され、この印象が残らなかっただろうなー。ナイスコース!!と心の中でつぶやきました。
境内の庭園は見事で、特に中国の西湖を表現したと云われる銀沙灘、その波の向こうには月を迎えるための向月台が浮かび上がって見えます。 |
本当は、このあと二条城に行きたかったのですが、東大手門までたどり着いた時点で閉館時間となりタイムオーバー。受付で交渉したものの入城とはいきませんでした。
残念・・・。
仕方なく三条京阪駅まで戻り、白川通りをブラブラしてると憧れの舞妓はんと遭遇!!
かっわいい〜。生まれ変わったら、パルも舞妓はんになろうっと!! |
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